お布団に潜ってあれやこれや 巡りすぎるそばで ノイズを縫ったあなたの声が ひねてふさぐ心を 開きはしないがふわっと触った 晴らしもしないが続く雨を喜べた どうでもいい言葉で寄り添ってくれた にやって笑えた 孤独を知ったあなたの声が ぼくの嫌なところを 直しはしないがちらって覗いた 指摘もしないが受け入れられた気がした どうしようもない話に救われた 暮らしはひどいが悪くはなかった 世界は頭の中でどこへでも行けた なんてことだ! 気づけば大人じゃないか 寝ちゃったみたいだ 戻る