漫然と歩いた道のりをもう一回なぞってみたら
君の髪が落ちていた
顔面に止まったななほしも葉っぱの先に戻っていた
知っているスカート、はしゃいだ
そのハイテンションは隠しておいて
探し出すのも楽しいのよ
もう金輪際しらけないで
いくら君でも許さない
簡単につかんでみたもののここから先さあどうしろと
誰のためになるの――と
戦闘力“4”のぼくだけどまっかな顔で怒ったら
面倒くさいからね――と
モノライト、本心も消しておいて
真面目ぶるのもぎこちないけど
最低なのでとりつくろうよ
いくら君にも
ハイテンションは隠しておいて
探し出すのも楽しいのよ
もう金輪際しらけはしないでね
いくら君でも許さない