ザ・スクロース

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  • 楽曲解説「そのにのに」

    アルバム『食らう』の7曲目「そのにのに」

    昔、「ふくろう」という曲をつくりました。しばらくして、同じテーマで「ふくろう・その二」という曲をつくりました。とても気に入っておりアルバムに収録したかったのですが、あまりに個人的な歌詞だったので、すべて書きなおしました。だから「そのにのに(その二の二)」。

    結果、「最高のナンバーができちゃったぜ」という自己評価なのですが、皆様からの人気は小さいような気配を感じとっております。「プラセボに毒あたるホリデイ」ってよくないですか。

  • 楽曲解説「ハッピーエンド」

    アルバム『食らう』の6曲目「ハッピーエンド」。これはねえ、タイアップ曲ですよ、タイアップ曲。

    制作のテーマは「自然に出てきた音楽」。最近は、「こういう想いを歌詞に込めよう」とか「音楽的に変わったことをしよう」とか「好みを前面に押し出してみよう」とか、何かしらの意図をもってつくることが多くなっていました。そこで逆に、あまり考えすぎないようにして書き上げたのがこれです。だから、大好きなはっぴいえんどもなんら関係ありません。

    ギターを適当に弾きながら、鼻歌でメロディーをつくって、口がでたらめに動いて出てきた言葉を、なんとなくつじつまの合っていそうな歌詞に整えていく——ぼくにとって一番やりやすい作曲法です。

    YouTubeにアップされているのは過去に録音した古いバージョンなので、ミュージックビデオでも作ろうかしらと考えております。

  • 楽曲解説「シュローダー」

    アルバム『食らう』の5曲目「シュローダー」。曲名は、スヌーピーでおなじみの漫画『ピーナッツ』の登場人物です。

    「モノライト」と同様、これも散歩ソング。情景描写が上手にできたなあと、にっこり満足しております。

    つくったときは、この半分くらいのテンポで、ゆっくり歌い上げる感じの曲でした。ただ、なんだか寂しさを押し付けてしまうような印象を抱いたので、ほどよく軽やかになるよう調節しました。

    途中から入ってくる歪んだギターは、なかなかいい音で録れたと思います。

  • 楽曲解説「たわごと」

    アルバム『食らう』の4曲目「たわごと」

    はじめにギターのフレーズと、なんとなくのメロディができました。ところが歌詞がなかなか書けないもので、しばらく悩んでおりました。

    そんな折、友人から「たまにはシンプルな恋の歌を聴きたい」という意見をもらいました。「そういえば、そういうの書いたことないかも」と、考え始めてみるたところ、するするするとできあがってしまいました。ただただ幸せな恋の歌。

    どやあっと友人に歌詞を見せると、「どこらへんが恋の歌なのかわからない」と言われました。やれやれ。

  • 楽曲解説「かまきり」

    アルバム『食らう』の3曲目「かまきり」。速くてやかましい曲ですね。アルバムの感想として、「『かまきり』がかっこいい」というお言葉をたくさんいただきました。

    歌詞は、ぼくの好きなものについて書いています。たとえば2番はポケモンの話で、となると「かまきり」というのは「ストライク」のことです。「丑三つの電波」は深夜ラジオ。「星につんのめった悲しみの遠吠え」は、なんだかよくわかりません。

    そして戻って1番、これは「歌詞」そのもののことを歌っています。「伸びて」「はねて」「詰まらされて」は、それぞれ長音(ー)撥音(ん)促音(っ)のこと。だからそういう歌い方なのですね。はあー、なるほどねえー。

  • 楽曲解説「なにかの途中」

    アルバム『食らう』の2曲目「なにかの途中」。これは、いたってまじめな曲ですね。

    今の——というか、つくった当時の気持ちをそのまま言葉にした歌詞。結果的にできたのは、前向きな、ぼくなりの人生賛歌なのだと思います。うーん、まじめな曲にはコメントしづらいなあ。1番は頭の文字を「あ」にそろえていたりしますね。

    あとは、さわやかな曲調になりそうだったので、照れ隠しで音色を強めに。

  • 桂華紋と桂二葉のなにわ探検

    どうもぼくです。

    実は昨年の春ごろから、大阪のネットラジオ番組「桂華紋と桂二葉のなにわ探検」にて、ザ・スクロースの「ハッピーエンド」をテーマ曲としてご使用いただいております。

    そして、先日からYouTubeでも配信が始まりました。失礼ながら、ようやく拝聴……。ラジオ好きとして、毎週の楽しみがひとつ増えて喜んでおります。番組内で私の名前も出していただき、また新盤より「モノライト」も流していただき、うれしい限りです。みなさまもぜひ。

    さて、落語家の桂華紋さんは大学の先輩。ときどき飲みに連れていってくださったり、落語会におじゃまさせていただいたり、大変お世話になっております。お話ししていても、客席から観ても、とてもおもしろい方です。みなさまもぜひ。

  • 楽曲解説「モノライト」

    アルバム『食らう』の収録曲について、それぞれちょっとずつ解説していこうと思います。

    まずは1曲目「モノライト」から。タイトルは、消しゴムですね。

    このくらいのテンポのこういうノリの曲が、「一番普通で安心する」感じがします。サビなんかでもあまり盛り上がらないようにしてみました。

    歌詞は——に限らず、ですが——散歩をしながら考えることが多く、これもまさにそうです。だから一行目から歩いていますね。他にも歩いている曲はたくさんあるはずです。意味というか想いというか、何かしら込めたような気がするのですが、思い出せないうえに、改めて言葉を追ってみても何ひとつ読み取れませんでした。まあ、そんなものでしょう。

    最後にうるさいギターが入ってくるのはウケ狙いです。

  • 感想がほしい

    どうも。日曜日の朝、いつも通りTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」を聴いております。

    さて、新しいアルバム『食らう』。みなさま手に入れていただけましたか? 早速聴いてくださった方から感想を頂戴したりして、大変うれしく思っております。みなさまぜひ、「よかった」とか「すばらしい」とか「最高」とか「もう一枚ほしい」とか「もう二枚ほしい」とか、お気軽にご連絡くださいませ。あとはSNSなんかでつぶやくのもすてきですね。

    しかし口コミというのは侮れない。何かを好きになるには案外エネルギーが必要なものですが、「知っている人が薦めている」というだけで、ぐっと距離が縮まる気がします。「友達が聴いて気に入ってた」なんて話を聞くと、本当にもう愛しくてたまらなくなりますのよ。

    次回の更新から、このブログで収録曲のひとつひとつについて解説のようなものを書こうと思っております。ちょっとしたものです、無粋にならない程度に。

  • 2ndアルバム『食らう』

    いやあ、どうもどうも。

    この度、ザ・スクロース2枚目のアルバムが完成いたしました。タイトルを『食らう』といいます。これといった想いは込められておりません。誰か考えてください。

    前作『座す』を発表してから2年半くらい。楽曲自体は、100とか200とか、たぶんつくったはずです。その中から選ばれし、優れた10曲! ——というわけでもないのですが、とにかくいいものができました。

    そう、いいものができたのです。ですので、みなさん買ってください。全国どこでも送ります。

    たくさん売れると、3枚目がつくれます。あんまり売れないと、3枚目はつくれません。なぜならば制作費というものが必要だからです。

    でもね、本当に、多くの人にとって、結構いいアルバムだと思いますよ。しかも、一部の人にとっては、相当いい。ぼくにとっては、一番いい、まじで。

    ということで、よろしくお願いします。(『座す』もまだじわじわ売れてます。こちらも、よかったら)