ザ・スクロース

ブログ

  • 新曲「帰り道」

    ここに書かれた文章を読むのって、よほど興味をもってくださっている方しかいないのでは——という基本的なことにようやく気づきました。

    先日公開いたしました、ザ・スクロースの新曲「帰り道」。新曲とかいって「ずいぶん前につくった曲を最近録音しただけ」ということも多いのですが、これは作詞作曲して録音して公開するまで二週間くらい。ちゃんと新曲です。

    帰り道での頭の中を、そのまま詞に起こしたので「帰り道」。仮の仮のタイトルでしたが、「全部シンプルにしよう」と思って、採用しました。ただ、帰り道に考えたり、帰り道のことを歌った詞はとても多いので、「帰り道その二」「帰り道その三」とかどんどん増えてしまいそうで心配です。

    あ、——です、全部シンプルにしようと思いました。ドラムもベースも二本のギターも、ずっと同じ単純なフレーズのくりかえし。サービス精神とかできるだけとっぱらいました。特に詞は、悩みや不安みたいなものを、素直に言葉にしたつもりです。結局伝わりづらいものになっているかもしれませんが、ぼくなりの、精一杯の「素直」。

    こんな気持ちをこんな曲にして、ひとに聴かせて、何か意味があるのかしら。つくりながらそう思っていましたし、今も少なからず思います。だけど、そんなこと考えたってしかたないので、発表してみたわけであります。今のところ、詞も曲も演奏もサウンドも、とても気に入っています、実は。(誰も何も言ってくれないけど……)

    読んでくださる稀有なあなたに、丁寧におはなししたかったのですが、例によって薄い内容になってしまいましたね。うーん。我慢してください。

  • あだち充

    本日発売、『あだち充本』。台風におびえながら、ぐおおっと一気に読みました。

    あだち先生は、ぼくの原点なのです。あと鳥山明先生松本大洋先生。いわゆる多感な時期に触れていた漫画は、その後の人格形成に大きく関わる……というかほぼ決定するような気がします。音楽だってそうなのかもしれないけれど、自覚としては漫画の方がずっと大きい。漫画、小説、音楽って順かなあ。映画は18歳で覚えたので脱落。

    さて、その結果、1年ぶり26度目の『H2』読みかえし。全漫画のヒロインのなかで、古賀ちゃんが一番好きです、ぼくは。

  • チーズケイクス

    いろんなものを紛失して、まだ立ちなおれていません。さらには完全な夏負けで、ふらふらしております。

    さて、このたびバンドを結成いたしました。名前をチーズケイクスといいます。先日、はじめてのライブが終わりました。またいつかやると思います。以後、お見知りおきを。

    夏にライブなんて二度やらないぞ。

  • ぷらぷら日曜

    日曜の朝はいつもAMラジオを聴いています。二時間の番組中、ぷらぷらと駅前へお出かけ。「おれここ住めるぜ」でおなじみ、本屋さんとおもちゃ屋さんで長々と、いわゆるウィンドウショッピングですね。ところが、(計算通り番組が終わると同時に)帰宅してよいしょと足下に置いた荷物を見ると、それは案の定、漫画プラモデルでございました。

    それから午後は、漫画を読んだりプラモデルを組み立てたり、録りためたテレビ番組を見たり、国語辞典と遊んだり、コーヒーをすすったりこぼしたり。そんな休日なのであります。

    さて、いま何を言いたいのかというと、「このごろ私は音楽活動をしていないぞ」ということです。歌ってもつくってもいなければ、聴いてさえいない……。そしてそのことに今気づく。まあいいか。

  • 友人と友人が結婚しました

    友人と友人が結婚しました。付き合う前から、一人暮らしのぼくの部屋で、三人でよく鍋をしました。そういう友人と友人が結婚しました。おめでとう。

    また、友人と友人も結婚しました。同棲していた二人の家で、よく晩ごはんをごちそうになりました。そういう友人と友人が結婚しました。おめでとう。

    ここ一年くらいで、周りの人がたくさん結婚しました。そういう歳みたいです。ウエディングソングのようなものをつくるかな。

  • 昨日は金曜日だったので、

    お酒を飲んで、ギターを弾いて歌をうたって、暖かいおそばを食べて、くしゃみをして、スーパーファミコンで闘いました。楽しかったです。

    今日はとても天気がいいので、ピクニックに行きたいなあと思っています。でも、眠いのでたぶん行きません。

  • 楽曲解説「美しい人」

    アルバム『食らう』の最後は「美しい人」

    ある人からお題をもらってつくった曲です。「びゅーてぃふる」というのがそれでした。

    ぼくは、「人生は美しい」ということを歌ってみました。過ごす一日一日はそう見えないかもしれないけれど、長い目で考えてみれば案外美しいのではないかしら、なんてことを。いやあ、素直で前向きな歌詞が書けるなんて思っておりませんでした。

    録音はというと、勢いよくアルバムを終えたくて、ギターも歌もがーっと進めてばばっと止めました。つくり込まず、練習しすぎず、(あんまり)やり直さず、あと立って。だから勢いあるっしょ。

    ということで、『食らう』の楽曲解説は、これにておしまいです。よかったら、みなさん聴いてくださいませ。

  • ギターリペア

    自宅か本屋にしかいないと思ったら大間違いだぞ。

    ということで、リペアショップに行ってまいりました。いつも使っているギター、どうにも違和感が重なってきたため、もろもろ調整していただいたのです。おー、すごい、とても弾きやすくなった!

    普段はぼくといっしょにひきこもってばかりのジャズマスターですが、これがまあ、ときどき外に出してあげれば、これがまあ、いい評判しか、これがまあ聞きません。そのたび愛おしさは増すばかり。かっこいいですよね、なにより。

    さて、店主さんとニール・ヤングの話をしました。村上春樹の話も一瞬しました。あとはやっぱりジャズマスターの話をたくさんしました。楽しい。

  • 楽曲解説「だまり」

    アルバム『食らう』の9曲目「だまり」

    アルバム発表の直前まで、曲名の頭に「内」と付いていました。自分の内側に溜まったもの——ということで。しかし、陰鬱とした印象が強すぎるのもあんまりなあ……ということで、こうなりました。「お黙り」みたいな意味もちょっとあります。

    ギターを不安定な感じにしたくて、音程を揺らすエフェクトなんかをかけています。あと、あえてギターの調子が悪いときに「えいや」と録ったりしてみました。そういった試みがうまく転んだかどうかはわかりませんが。

    こっそり大切な曲です。

  • 楽曲解説「再生」

    アルバム『食らう』の8曲目「再生」

    収録する予定のなかった曲です。これも人様に晒せるような詞でなかったので。ところが(大好きなバンドが解散してしまったことを受けて)これまた書き直したら、人様に晒せるような曲になりました。とても悲しくて、だけど幸せな歌、なのかな。

    一時期、こういういわゆる「四つ打ち」に対して、謎の抵抗をもっておりました。あの感情はなんだったんだろう。いいですよね、四つ打ち。「どん、どん、どん、どん」ってやつ。